スーパーボランティア尾畠春夫さんと会いました。

山口県で行方不明の2歳児を救助したスーパーボランティアとして有名な尾畠春夫さんと2019年1月8日にお会いしました。
とても素晴らしい方だったのでレポートします。

尾畠さんは志を持った素晴らしい方でした。
ご自宅は大分県の閑静な住宅街にあり、軽自動車と小さなバイクがあるこじんまりとした家です。

1.ボランティアに徹する尾畠さんの「志」
3時間の面談から尾畠さんの志を知りました。
彼はいろんなボランティアをしています。
まずは被災地のボランティア。

東日本大震災をはじめ全国の被災地を自分の車で向っています。
さらに家にいるときにもゴミ拾いをしたり道で轢かれた動物を処理したりしているそうです。
また全国から講演に呼ばれるそうです。
そんな時は子どもたちと土のう作りをしたりして実際に自分で自分の命を守る方法を教えるとのことでした。

「若者に夢を持って行動してもらいたい」というのが彼の口癖です。
自分がすぐ行動できるので、立ち止まっている若者が心配でならないようです。

彼のところにはたくさんの若者が元気をもらいに集まってきます。
問題を抱えた人、落ち込んだ人、道を外した人、どんな人でも受け入れ家に泊め、元気づけていました。
多くの人が立ち直ってあるき出すそうです。

「他人に対する大きな愛」が彼を支えている志だと感じました。

私も仕事の合間に志を持った活動をしているので深く感動しました。

2.エネルギッシュな尾畠さん
尾畠さんはとても超エネルギッシュな人です。
声が大きく張りがあり、ジョークも交えた楽しい話がポンポン出ます。
3時間話が途切れることはありませんでした。

愚痴や批判的な話はせず、前向きの話ばかりです。
力も強く、握手した時には手が痛く感じたほどです。

3.お金のつかい方

尾畠さんのお金のつかい方は超ストイックです。
「オレの年金は一ヶ月5万5千円だからそれでやりくりしているんだ」と言って倹約に徹しています。

お昼は食べません。晩のおかずに野草を摘んで食べます。
携帯は持ちません。いろんな物を拾ってきて、直して使っています。
寝袋も拾ったものを縫ってました。

暖房もつけません。話の途中で尾畠さんは暖を取るためにお湯の入ったペットボトルを渡してくれました。
自分の事には徹底してお金を倹約する姿には驚かされました。

しかしお金に困っているわけではありません。
「光」と書いた20cm四方のプラスチックの箱を見せてくれました。
中を開けると封筒に入ったたくさんのお金が。
「これはあちこちでもらったお金だけど、オレが額に汗して稼いだお金じゃないから遣う訳には行かないんだ。これを孤児院に持っていくのが長年の夢なんだよ」と笑顔で話してくれます。

あれほどストイックなお金の使い方をする人を見たことがありません。

4.健康で暮らす

「オレは金はないけどいちばん大事なのは健康だよ。何億円も持っていても病院で管に繋がれていたんじゃあ意味がないよ。オレはあと50年は健康でがんばるよ」と笑います。

いつもボランティアに行けるように毎日8kmマラソンをして体を鍛えています。
もうすぐ80歳になるとは思えないほど元気です。

夜は手作りの寝袋で寝ます。そうしないと体がなまってしまうとのことでした。

今月の後半に東京で講演に呼ばれているそうです。
帰りはなんと歩いて帰るといいます。それも野宿をしながら!

常識ではありえませんが本当に実行するのでしょう。
1日40kmづつ歩いていくそうなので2月は東京ー大分間で尾畠さんの姿を見れるかもしれません。
これがもうすぐ80歳になる人の姿です。
でも彼を見ていると本当にやるんだろうなと納得してしまうほどのスーパーマンぶりです。

尾畠さんと話を終えたのは3時間後でした。
ずっと話に引き込まれていました。

別れの際に彼は深々と頭を下げてくれました。
「私は魚屋ですから」と笑います。
「またいつでも来てくださいね」という言葉をあとに尾畠さんと別れました。
見えなくなるまで大きく手を振ってくれていたのが印象的でした。

素晴らしい体験をさせていただきました。
尾畠さんが持つ素晴らしいエネルギーは他の人への愛という大きな志から出ていることが実感できました。
私も尾畠さんを見習ってがんばります。


 

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